« キャロットクラブ2016募集 "アンチキャロット"競馬ベジータスカウティングレポート | トップページ | To the Crown »

2016年10月 3日 (月)

シルクホースクラブ2016募集 競馬ベジータスカウティングレポート

行ってきましたノーザンバカの集いパート2、さすがはノーザンファーム様という事でシルクにもしっかり良い馬を振り分けているのが感じられました。改めてその選別力を見せつけられるとともに、またしても「掌で踊ってる感」を実感させられるのでした。

他人のふんどしで相撲を取らせたら良い相撲とるのが、競馬野村克也そして競馬べジータスカウティングレポートです。「ノーザンバカは頭使わず踊ってナンボ」
とはいえ、自身の振り返りの為にも記録は残しておきます。この便所の落書きが一次募集締め切りが迫る中、盲目的になっているノーザンバカの参考になるのなら、これ以上の喜びはありません。

また例によって以下でピックアップされていない馬は変態スカウトマンべジータの目には留まらなかった馬ですが、寧ろその方が良いという話だろどうせ(笑)ぜひ逆指針としてもご活用頂ければ幸いでございます。

【べジータスカウター説明】

◎:重賞もしくはクラシック戦線確定級(地方馬は地方重賞/クラシック級)
○:OPクラス(生涯総賞金 牡馬1億超え/牝馬重賞勝ち)(地方馬はAクラス級)
▲:最低ライン(1000万下で勝ち負け/生涯総賞金 牡馬5000万超え/牝馬3000万超え)はいく(地方馬はBクラス級)
△:勝ち上がり確実
-:ワシは好かん

-----
<早来ファーム>

6.スナッチド15 △
歩いてて後ろに張りがあって良さを感じる。早来ファームのハーツクライ牝馬、正直イメージが沸かないが、同じ早来Fのキャロットハーツ牝馬2頭と同時期での比較出来たのは良かった。

スナッチド>グレイトフィーヴァー>カニョットの順と記しておく。答え合わせは再来年には。

22.ルシルク15 ▲
踏み込みが深く、いかにもパワータイプ。この繁殖も仔出しが良いし、このステージでは1番気に入った。何より安定感がある。顔も良い。

45.サダムグランジュテ15 △
阿部社長の一口コメントに「バランスに優れた」とあったのでどれどれと見てみたら本当だった(笑) 一口野郎共が総じて敬遠するステイゴールド牝馬だから人気はそこまで集めないでしょうし、抑えに一考したい良駒。

24.シルクユニバーサル15 ▲
分かり易く「良い馬ですね。」と言えるタイプ。これも種馬から大人気にはならないでしょうが、確実に勝ちを拾えるタイプではないかと。ただ、ベジータとは方向性の違いがある。

47.キューティゴールド15 △
阿部社長の一口コメントに「いかにもメジャー牡馬」とあったのでどれどれと見てみたら本当だった(笑) 後ろに張りがあって既に良い筋肉が付いている。飛節のうんたらかんたらは産まれた時に産道通る際のものとの事なんで、問題ないっしょ。

52.ディアアドマイヤ15 -
5月生まれという事で実馬見るのが楽しみだったのだが、後ろの歩幅が小さく気弱なお目めにガッカリした。ポジティブにはなれず。

*22、24のダート馬にメジャーらしい47が続く。早来Fさんは安定感/安心感がありますね。

-----

<ノーザンF Y-5&6>

4.キラーグレイシス15 ▲
出た~新開厩舎!ダート厩舎としての地位を確立しつつある中でのこの関東ハーツクライ、明らかに意図を感じる。「今期小口は関東ハーツ」という色眼鏡で見たせいか実馬はよく見えた。割り切りが出来る野郎向けだが、歩く様には重苦しさはなく、体を持て余している印象はない。

7.アートプリンセス15 △
周回で4.キラーグレイシス同様歩き良く見せ○印つけたので、どれどれと見に行った。が、左前の↓は立たせ方の問題だけではないと判断。評価を下げた。こういうのは気になる奴は気になるので前後からの静体写真はカタログに載せて欲しいところ。そういう意味では東京のカタログはよく出来ている。

Img_0731

15.シャルロットノアル15 △
緩さ感じるもなかなかの馬。ただ高望みするべジータにとっては納得し切れなかったのでこの印。

33.ペンカナプリンセス15 ▲(?)
5月下旬生まれなので、馬体うんぬんは割り引いて甘めに見てみたものの、それでも物足りなさは否めなかった。特にトモが薄く容積も少ない。歩く様は募集時動画より実際の方が捌きが軽く、いかにもディープらしさを感じたのでそこが救い。伸びしろに賭けるか、現時点の見たまま/感じたままで評価するか。。。投票に悩む一頭。

34.プチノワール15 ▲
33.ペンカナプリンセスと比較すると体重はあまり変わらないのだが、こっちの方が断然しっかり。イヤリングの偉い人も「現時点での比較ならやっぱりこっち」と言ってた。2頭順番に歩いてたが捌きなんかはディープのそれだし、安心感はある。ただ、サンデーの高馬軍団やキャロットのヒルダズパッションなんかと比較してしまうと。。。こちらも投票に悩む一頭。

42.リビアーモ15 -
案の定人だかりができていた。プロフィール的に納得なのだが、周回/静体ともどうもピンとこない。そんなテンションでしばらくボケーっと眺めてたら左腕に激痛、このタイミングで蜂に刺された(笑)痛えのなんのって。この出来事をどう捕らえるか?

蜂A.「おい、ボケーっと見てるその馬、とんでもねえ成績残す馬だから考え直せバカ」

蜂B.「この馬は止めといた方がいいぞ。今のうちから警告しておいてやるバカ」

それで悩む。突き抜ける感じではないと思うんだが。

63.ロゼカラー15 △
「意外といいかも」とだけメモが残っていたのでそう思ったのだろうが、印象は残っていない。「どうせワークフォースだろ(笑)いいや。」と思っていたら痛い目にあうのかも。

*ディープ牡馬2頭は見に行く前の期待が大きかっただけに拍子抜け。4.キラーグレイシスをダートonly/仕上がりに時間がかかるというのを許容した上で票を投じるかというところ。

-----

<ノーザンF Y-3>

1.パーシステントリー15 ○
シルクのディープ牡ならべジータは断然これ。肌は違うがラヴィエベール見た時の第一印象に酷似。思わず持ち手の人に「ラヴィエベールに似てませんか?」とクソ質問してしまった(笑)体高の高さに対して幅のない馬体、似てる。サイズ的には現時点ではベスト。唯一の不安は所属厩舎に入ってからの扱いか。それでもべジータは藤澤厩舎を信じる。

9.ラトーナ15 ▲
これもサイズバッチリ。ステイゴールドでこれだけあれば充分。実馬を見て評価を上げるパターンは上手くいった例もあるのでこれは一考したい馬。

23.メジロフランシス15 ▲
票を投じるか最後まで悩む事確実の1頭。確かに馬っぷりは非の打ち所がない素晴らしいもの。弾力性に富み、ムッチムチでゴムマリのよう。ただ実際に歩く様を見ても募集時動画で感じた前の硬さの印象は変わらず。肩が立っていて胸の筋肉もカチカチ。これを良い方に捉えるか悪い方に捉えるかで評価はガラッと変わるだろう。前が出ないのをその強烈な弾力性と後ろで補う後輪駆動のイメージ。本当に悩む。

37.アドマイヤテレサ15 △
動かしてのノビ良し。寝繋ぎなのは上と比較してもそこまで気になるものではないとの事。

38.カリ15 -
緩いと感じる。若駒は多少緩いくらいで良いのだろうが好きな部類の感じではなかった。

53..トゥハーモニー15 △
募集時動画のバランスの良さが好印象だったが、実馬は雰囲気/歩く様とも普通に感じた。こちらは実馬で評価を下げたパターン。

55.ミュージカルウェイ15 △
後ろは力感があるのだが、「放牧地では特に目立たず、馬に向かっていくようなタイプではない。闘争心とかとは無縁ですね。」という正直な話(笑)を聞いてうーんとなる。ファイタータイプが好きなべジータにとっては気に入らないネタだった。

*ここでは1.パーシステントリー。ラヴィエベールの再来で夢を見たいところ。9.ラトーナが次点。23.メジロフランシスは最後まで悩むことになる。

-----

<ノーザンF Y-9&10>

14.ブラックエンブレム15 △
さすが血統馬、動きの良さは目に付くがそれと同時にサイズの小ささも目に付く。6月ならともかく10月頭でこのサイズはさすがに抵抗がある。が、毎年人気のブラックエンブレムだけにサイズが嫌われるなら間隙をつく手もあるだろう。オルフェーヴルはサイズが小さい仔が多いがこれがどう出るか。

18.フサイチパンドラ15 ◎
シルク今期全募集馬No.1評価はこの馬。募集馬動画の段階から素晴らしいバランスでピックアップしていたが、実際に馬を見て更にその姿に驚嘆。歩いて良し、静体を見るとその全体のバランスの良さに魅かれる。時間内で何度も見に行って同じステージのディープ牝馬とも比較したが、こっちの方が好き。惚れた。これまでの産駒は結果が伴っていないが、ロードカナロアとの組み合わせがドンズバでハマッたパターンと見る。

35.サロミナ15 ▲
ボリューム感と後ろの肉付きは36より上。シルクのディープ牝馬はそれぞれ特徴があって甲乙つけがたい。最後は好みの問題だけだがべジータは全部票を投じておく。

36.ピラミマ15 ○
筋肉の質は現3歳フローレスマジックを連想した。パリッとしたいかにも良血の雰囲気。こういう馬は誰が見ても良い馬なので、くどくど言わなくてもいいだろう。当然有力株。

49.ウィッチトウショウ15 △
ここにも「メジャーらしい馬」がいた。完全にパワー先行型に見えたので牝馬だとこういうのはどうなの?と思う。メジャーエンブレムみたいなのを連想しておけば良いのだろうか。出来が素晴らしいのは言うまでもない。

*ここでは何といっても18.フサイチパンドラ15、久々にビビっと来た。ディープ2頭は宝くじ買う感覚。

-----

<ノーザンF Y-11&12>

3.モシーン15 ▲
目を見て、キツそうな印象。意志を感じるこの眼が良い方に出ると思う。このキツい印象とボリュームある後ろの感じから距離の融通性はどうかという風に感じたが、桜花賞目指すなら問題ないでしょう。

Img_0910

5.プリティカリーナ15 △
脚がどうなのか?という点については自分は気にならなかった。3.と16.とこの馬がクラシック路線by天栄場長ってことなので、期待値は高いのだろう。メジャーエンブレムで結果を出した調教師に良い牝馬を回しているようにも思うので、3,16と合わせて網をはっておく手はある。あと関東のハーツ....しつこいがこれも推し材料になろう。

16.サマーハ15 ○
募集馬動画確認段階では18.フサイチパンドラと同格の評価をしていたが、実馬を見てもやはり良かった。静体の時少し背たれにも見えたのでそこだけ気になったが、まあ大丈夫だろ。

20.エンジェルフォール15 ▲
ハービンジャーを諦めないものとしては評価は甘くなる(笑)が、この馬は贔屓目なしにバカにしたもんじゃない。前に出る感じが良いね。

39.ケイティーズベスト15 △
マズマズ。前から見たらハーツクライらしいタイプだなと。

40.ベルベットローブ15 △
好きなタイプ。野中厩舎も注目してるのでこの評価。不安要素は全兄のディライトクライが出来が良かったにもかかわらず結果が出なかった事。

48.ウーマンシークレット15 △
これもメジャーらしい馬。推進力がある感じが良いです。今期シルクのダイワメジャー産駒は総じて良い馬ばかり。

51.レーヴドスカー15 ▲
「どうせ客寄せパンダだろ」と思ってたが、やっぱりこの繫殖は素晴らしい。「いつか故障するだろう」とあらかじめ予防線張っておいて、それがクラシック後である事を祈るだけ。

54.アフリカンピアノ15 -
個人的には興味はなかったが、貴重な若手のホープからの依頼により確認。間違いがないようちゃんと見たつもりだが、これといって印象に残るものはなかった。サイズのせいだろうか。

59.フラーテイシャスミス15 △
周回展示でおっと思って近くで見たら緩さ感じた。牡馬ならなあ。

60.ラッドルチェンド15 ○
低価格帯ならこれ。何より後ろが良いし弾力性を感じる。サイズの割りに仕上がり自体は早そうとの事。

65.マザーロシア15 △
イロモノ枠だと思ってたが、案外面白そう。他クラブで性別も違うがレッドアルヴィスを思い出したので良い印象、当然ダート。これも牡馬ならなあ。

*60.ラッドルチェンド、51.レーヴドスカーに加え、3/5/16の関東牝馬3頭も良い。他にも印をつける馬が多く、牝馬は豊作。大穴は20.エンジェルフォール、応援したい。

まとめは以下。牡馬1頭・牝馬4頭が示す通り、"今期シルクは牝馬"これに尽きる。印を回した他の馬も含め牝馬への投票を厚めにした上で、牡馬の取捨選択にはぎりぎりまで悩む形になりそう。

----べジスポまとめ

◎:重賞もしくはクラシック戦線確定級(地方馬は地方重賞/クラシック級)

18.フサイチパンドラ15

○:OPクラス(生涯総賞金 牡馬1億超え/牝馬重賞勝ち)(地方馬はAクラス級)

1.パーシステントリー15
16.サマーハ15
36.ピラミマ15
60.ラッドルチェンド15

-----

今年のノーザンバカの集いパート2に行ってみて感じたのは、ライトユーザーが増えたという事。少なくとも昨年では見られなかった層が多かったように感じた。シルクホースクラブが打ち出してる方針はカタログのごあいさつで阿部社長が仰ってる通り、

「手軽に、幅広く、多くの皆様に、一口の素晴らしさを味わっていただく」

「勝つ歓びをみんなで分かち合う」

というものだが、良い意味ではシルクホースクラブは一口出資という趣味の裾野を広げている事に一役買っていて、それは確実に成果を出しており更に進んでいくという事を改めて感じさせられた。

その一方で、この趣味により自己顕示/優越感に浸りたいべジータ = 俗物層的にはこの"裾野の拡がり"というやつに抵抗を感じるようになってきた。一口出資やりたての頃なんかは「もっと裾野が拡がって欲しい。拡がれば資源供給元も小口の存在も無視できなくなる。そうなれば小市民も大レース勝つチャンスも増すだろ。」とか思ってたのに勝手だよな。でもな、上手く言えねーんだがこの趣味はある程度マニアックであるべきだと思うんだよ。

一口社会の根源である"競馬"自体、ファン層を拡大すべく女性を取り込もうとしているし、それも確実に結果が出ているように思う。売り手にとっては買い手を増やす販促行為は当然あるべきと思うんだが、なんというかそもそも"競馬"ってのがマニアックである意味気持ち悪い存在であるべき分野だと思うようになり、その世界に浸ってる期間が長いべジータなんぞは、UMAJOだのUmabiだのが蔓延る今の競馬のノリ/キャロットだのシルクだのが好走しまくる一口出資バブル的なノリには抵抗を感じるのである。

一口出資バブルの要因はノーザンファームの突出という点につきるのだろうが、その強大さがこの趣味が持つ希少性、マニアック性を希薄にしているのではないだろうか。ベテラン三蔵法師も言ってたが一強時代のこのご時世、"選ぶ楽しみ"ってのは確実に失われてる訳で、「ノーザン買っておけば当たる」ってのはさすがに面白みがないなと。

馬券と一緒で一口出資なんてもんもほとんどダメな馬つかまされてばっかで簡単には結果出ない、そんな中からごく稀に突出した成績を残す馬が出る。->それをブチ当てる->究極の自己満足と自己顕示を得るってのが良いんじゃねーのかと。

んな事言ってたらスプリンターズS、社台Fの1600万スウェプト産駒/尾関厩舎のレッドファルクスがぶっこ抜きやがった!こういうのはノーザンバカには絶対出資できない馬。スプリントとダートはまだまだ成長力に定評のある社台や日高でいけるな!口取り/表彰式での破顔一笑してやったりの哲や出資者達の姿を見て、「ああすげえなあ。こういうのブチ当てたら快感だろうなあ、痛快だろうなあ。これだよこれ、こういうのが究極の自己満足/自己顕示ってやつだろ」と素直に賞賛の気持ちになった訳。。。

ねーだろ!あーまさか別の東京の馬応援してる中、すぐ目の前で別のレッドの勝負服のG1勝ち見せられるとは思わなかったわ。これがレッドアリオンだったら良かったのに。G1勝てねえなあちくしょー!ノーザン様~何卒おねげーしますだ。

« キャロットクラブ2016募集 "アンチキャロット"競馬ベジータスカウティングレポート | トップページ | To the Crown »

一口出資」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« キャロットクラブ2016募集 "アンチキャロット"競馬ベジータスカウティングレポート | トップページ | To the Crown »