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2016年7月23日 (土)

東京サラブレッドクラブ2016募集スカウティングレポート 【データ分析編】

東京サラブレッドクラブ2016 募集開始に伴い、原点回帰します。
競馬悟空グループ改め競馬べジータグループ(ここ大事)では一口馬主DBのデータをちくちく分析する事は基本です。
東京担当はべジータなのでやっときます。

*集計対象:クラブリニューアル後の2005産 - 2013産(現3歳まで)

*各データは2016/07/23現在の一口馬主DBのものを使用

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1. 回収率100%超え

2005産 20頭中7頭(最高909% ロールオブザダイス) .350

社台F:6
海外:1

2006産 26頭中7頭(最高2911% レッドディザイア) .269

社台F:5
ノーザンF:1
下河辺:1

2007産 10頭中0頭(最高75% レッドシャリオ) .000

2008産 23頭中7頭(最高795% レッドエレンシア) .304

社台F:2
ノーザンF:2
下河辺:2
信岡:1

2009産 30頭中9頭(最高489% レッドクラウディア) .300

ノーザンF:2
海外:2
社台F:1
下河辺:1
信岡:1
武:1
的場:1

2010産 36頭中11頭(最高605% レッドセシリア) .305

社台F:4
ノーザンF:3
海外:2
エクセルM:1
坂東:1

2011産 34頭中9頭(最高1101% レッドリヴェール) .264

社台F:5
ノーザンF:4

2012産 33頭中4頭(最高530% レッドソロモン) .121

社台F:2
ノーザンF:1
下河辺:1

2013産 34頭中4頭(最高206% レッドエルディスト) .117

社台F:2
ノーザンF:2

計 246頭中58頭 = .235(約23.5%)

社台F:27
ノーザンF:15
下河辺:5
海外:5
その他:6

【見解】 回収率重視なら社台F産もあり。全体では年平均約6.5頭、4.2頭に1頭は募集額回収率100%超えが出ている結果をおさえておく。

2.収得賞金1億円超え

2005産 20頭中1頭

ロールオブザダイス(社台F 16,369万) G3勝ち

2006産 26頭中3頭

レッドディザイア(社台F 34,938) G1勝ち
レッドスパーダ(下河辺 33,978) G2勝ち
イタリアンレッド(社台F 22,619) G2勝ち

2007産 10頭中0頭

2008産 23頭中1頭

レッドデイヴィス(ノーザンF 16,972万) G3勝ち

2009産 30頭中1頭

レッドキングダム(社台F 12,993万) JG1勝ち

2010産 36頭中4頭

レッドアリオン(エクセルM 25,499) *現役 G2勝ち
レッドオーヴァル(社台F 17,079) OP勝ち
レッドレイヴン(海外 16,989 ) *現役 OP勝ち
レッドセシリア(ノーザンF 12,109 ) G1 3着

2011産 34頭中3頭

レッドリヴェール(社台F 17,619 ) *現役 G1勝ち
レッドファルクス(社台F 14,436 ) *現役 G3勝ち
レッドアルヴィス(ノーザンF 11,494 ) G3勝ち

2012産 33頭中0頭(現4歳)

2013産 34頭中0頭(現3歳)

計 246頭中13頭 = .052(約5.2%)

社台F:7
ノーザンF:3
その他:3

牡馬:8/牝馬:5

【見解】 ここでも社台F産優勢(笑) 1億超えは年平均約1.5頭、同世代での同時達成は最高でも4頭という事実はおさえておきたい。

3. 募集価格帯別 分析

Tk1_4

低価格帯(1000万台)の募集額回収率168%/勝ち上がり率48.6%/重賞出走率14.9%は優秀、バイヤー系の面目躍如といった所か。

同じ1000万台において主なクラブとの横串での比較をしても、社台の勝ち上がり率以外は全て上回っているというのは特筆すべき事項。

サンデーR: 募集額回収率79.9%/勝ち上がり率36.8%/重賞出走率11.8%
社台RH: 募集額回収率117.5%/勝ち上がり率49.7%/重賞出走率12.8%
キャロット: 募集額回収率67.8%/勝ち上がり率33.2%/重賞出走率9.7%
シルク: 募集額回収率87.7%/勝ち上がり率30.8%/重賞出走率8.1%
グリーン: 募集額回収率96.2%/勝ち上がり率47.4%/重賞出走率12.8%
ラフィアン: 募集額回収率117.2%/勝ち上がり率41.6%/重賞出走率13.7%
ウイン: 募集額回収率96.2%/勝ち上がり率33.8%/重賞出走率9.2%
ロード: 募集額回収率104.2%/勝ち上がり率38.6%/重賞出走率12.5%

この点は東京の素晴らしい点だと思うので、仕入れ担当が変わってから下降線を辿るという事のないよう奮起を期待したい。

【見解】東京は低予算の一口野郎にやさしいクラブ。金のねー奴は俺んとこにこい!

4. 生産牧場別 分析

社台F/ノーザンF産での成績を主供給元が同様のクラブ間で比較してみた。比較頭数に差があるので比較する意味は?なところもあるが、こじつけで(笑)

Tk2_2

社台F

社台RH(521頭):

募集額回収率98.0%/募集額回収馬率29.0%/勝ち上がり率59.9%/2勝馬率38.2%/3勝馬率24.8%/4勝馬率13.4%/5勝馬率8.3%/重賞出走馬率22.5%/重賞馬率5.4%

グリーン(136頭):

募集額回収率110.2%/募集額回収馬率33.8%/勝ち上がり率50.0%/2勝馬率27.9%/3勝馬率16.2%/4勝馬率6.6%/5勝馬率1.5%/重賞出走馬率14.7%/重賞馬率2.2%

【見解】募集額回収率、募集額回収馬率、勝ち上がり率は本丸社台RHにもそこまで劣っていない。比較頭数(規模)が近く、社台が近年力を入れているグリーンにもまだ負けてない。

ノーザンF

サンデーR(528頭):

募集額回収率118.4%/募集額回収馬率27.5%/勝ち上がり率53.4%/2勝馬率34.3%/3勝馬率22.7%/4勝馬率12.1%/5勝馬率6.6%/重賞出走馬率22.3%/重賞馬率5.7%

キャロット(536頭):

募集額回収率104.1%/募集額回収馬率24.3%/勝ち上がり率48.3%/2勝馬率28.9%/3勝馬率19.6%/4勝馬率11.0%/5勝馬率5.4%/重賞出走馬率20.1%/重賞馬率5.8%

シルク(140頭):

募集額回収率65.7%/募集額回収馬率22.1%/勝ち上がり率50.7%/2勝馬率28.6%/3勝馬率10.7%/4勝馬率4.3%/5勝馬率2.1%/重賞出走馬率17.1%/重賞馬率2.9%

【見解】現ノーザン御三家と比較しても東京のノーザンの勝ち上がり率/2勝馬率/3勝馬率/重賞出走馬率の高さは特筆すべき。シルクには全部勝ってる(笑)

5.厩舎別成績 分析

*現3歳以上、直近10世代

Tk_2

*現3歳以上、直近5世代

Tk3_2

鹿戸厩舎が突出した好成績に見えるのは、ロールオブザダイス/レッドセインツのからくり(角居から転厩、転厩後は成績残せず)による所が大きいが、この2頭を除いた直近5世代データにならしても(7頭)、募集額回収率が106.1%と100%超え、勝ち上がり率も71.4%というのは師匠の藤澤を上回る数字で信頼に足るものか。

一方、国枝はやはりイメージどおり結果を残せていない。特に募集額回収率の低さと直近5世代での募集額回収馬率0%は頂けない。

東京のメインステーブルである藤澤は、事ある毎にクソ一口野郎の批判に晒される訳だが、預けられる馬の質/期待の大きさのわりに数字が伴ってこない、期待値と数字のギャップがある。

関西は松永、角居、音無、安田、石坂が拠り所という結果。松永はレッドディザイアを除いた直近5世代データでも好数字が並ぶ事からも、「レッドディザイアで結果出したからこれからも宜しく」という流れが続いているのだろう。

関西で敬遠したいのは藤原英。10年平均総獲得賞金304万/募集額回収率12.2%/募集額回収馬率0%/重賞出走馬率0%と悲惨な数字が続く。。。これは酷い。今をときめく有力厩舎もこと東京との相性は最悪、ここまで数字が悪いとなにかあると穿った見方をしてしまう。という事で2016でのサクラサクⅡも思いっきりキナ臭いですね。

【見解】関東なら鹿戸、関西なら松永ということになるだろうか。両方ともポジティブな数字とは裏腹にイマイチパッとしないイメージなんだが(笑)

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まとめ

- 回収率重視なら社台F産もあり。全体では年平均約6.5頭、4.2頭に1頭は募集額回収率100%超えが出ている結果をおさえておく。投資(収支)という観点からいくと東京での出資は1世代6頭までとするのが良いだろう。

- 1億超え部門でもまだ社台F産優勢(笑) 1億超えは年平均約1.5頭、同世代での同時達成は最高でも4頭という事実はおさえておきたい。

- 低価格帯(1000万台)の募集額回収率168%/勝ち上がり率48.6%/重賞出走率14.9%は特に優秀。東京は低予算の一口野郎にやさしいクラブ。金のねー奴は俺んとこにこい!

- 現ノーザン御三家と比較しても東京のノーザンの勝ち上がり率/2勝馬率/3勝馬率/重賞出走馬率の高さは特筆もの。東京でこそノーザンバカになれ。

- Good: 東:鹿戸 / 西:松永、角居、音無、安田、石坂

- Bad: 東:国枝 / 西:藤原英

【データ分析からの2016 推奨馬】

<重賞出走、1億超えを目指すなら>

3.レッドファンタジア15 牝 ノーザンF 鹿戸 3800万

13.セレブレイションキャット15 牡 社台F 松永 6000万

15.レッドエルザ15 牡 ノーザンF 角居 7000万

18.レッドメデューサ15 牝 ノーザンF 石坂 3800万

19.エリモピクシー15 牡 ノーザンF 石坂 7000万

<募集額回収率重視なら>

22.マンボスルー15 牝 社台F 音無 1600万

26.ダンスオンザルーフ15 牡 社台F 安田 2400万

29.ライブリーチューン15 牡 社台F 松永 1800万

まーでもエリモピクシーだのレッドエルザだので当たり引くのはミーハーノーザンバカ一口野郎のやる事で、容易に考えつく結論だろ。

そんなんじゃなくて今のノーザン全盛のご時勢に社台Fのアイルハヴアナザーとか推奨して募集額回収->収支+に持ってったらさすがにべジータすげーってなんだろ。そうなったら褒めろ!

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コメント

初めまして、こちらではROM専でありました番長と申します。
現在、東サラ キャロ ノルマン ローレルと4クラブに入会
して一口に勤しんでます(^_^)

さて、今回の分析大変参考になりました。自分では詳しく
調べておりませんしたが、東サラでは社台Fがお勧めでは
と密かに思ってましたら分析にはっきり出てましたね。

今後も更新楽しみにしております~

納得のレポート!
すごく参考になりました。
迷ってたのですが、26ダンスオンザルーフ第一希望に決めました!

番長さん

ありがとうございます。社台Fにとっては東京も貴重な受け皿ですから、今後もたまに当たりが出るかと。皆同じ事考えているでしょうが、短距離 or ダートならまだ社台Fにも出る幕は大いにあるかと。社台ではそういう方向にいきそうな馬を選ぶのが良いと思います。

ローレル会員は周りにいないので、色々教えて下さい。

宜しくお願い致します。

名無しの人

ありがとうございます。普段捻くれているべジータですが、こと東京に関してはちゃんとしてるつもりです。26.ダンスオンザルーフ、回収出来る事をお祈りしております。さすがに先行募集では埋まらないでしょうから、自分は「様子見」します。

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