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2014年11月14日 (金)

第二十三話 出たーっ! 強敵三浦

明日は東西で大注目のレースが行なわれます。東京で武蔵野ステークス、京都でデイリー杯2歳ステークス。片や暮れのダートG1レース チャンピオンズCの出走を争う戦い、もう一方は2歳No.1のみならず来年のクラシックを狙う戦い、クラブ馬も有力馬扱いで出ているという事で、胸躍っている一口出資者は多いのではないでしょうか?

東の出走馬からはレッドアルヴィス、やはりこの馬を取り上げたいと思います。
レッドアルヴィスことチャールストンハーバー11、この馬が一躍注目されたのは2012年セレクトセール。NHKマイルCを制したカレンブラックヒルの弟として上場されていた同馬は5000万円で落札された訳ですが、

落札者 グローブエクワインマネージメント(有)

これを見て色めき立ちました。「これはもしや。」と。

当時の様子は youtube で確認する事ができます。これを見て「あー」と思う方は立派なヒデトシストです。お台の3000万からスタートし3100、3200の後の間髪入れずの一声5000万。これでこの馬の競りは終わり、一発ハンマーが落ちた訳です。

「セレクトで5000万なんて普通じゃないか?」とお思いになる方もいるとは思いますが、よく考えて下さい。この馬はディープインパクト産駒でもキングカメハメハ産駒でもない、ゴールドアリュール産駒です。いくらG1馬の下と言ってもゴールドアリュール産駒、それに一声5000万、これをエンターテインメントと呼ばずなんと言うでしょう。

競馬三蔵法師経由でこの落札の瞬間の様子を聞いて、「これぞ山本英俊オーナーの真骨頂」とテンションが上がったのが懐かしいです。その後、クラブ/会員を大事にする山本オーナーは同馬をクラブ募集馬にラインナップさせます。その募集価格は5800万円。単純に800万の上乗せな訳ですが、育成費などそれまでのランニングコストを鑑みるにほぼ上乗せはなしと言ってもよいでしょう。

とはいえ、5800万、一口あたり14.5万円はゴールドアリュール産駒という事を考えるとやはりハードルが高いお値段。ただ馬はとにかく良い。図抜けてる。スケールが大きくダートで素晴らしい活躍を予感させる馬でした。

小物競馬べジータは先行で申し込むかどうか最後まで悩み、結局様子見出来るだろうと読み、当初は申し込みませんでした。その間色々な憶測が飛び交う中、先行申込み時点では満口にならずほっと胸を撫で下ろすとともに、「こんなに埋まるかどうかやきもきさせられるという事は、出資しないと絶対後悔する。」という事で、その後速攻で申し込みました。

その後の見学や取材を通してもとにかく評判が良く、期待値はどんどん膨らんでいったのを思い出します。特にデイリー馬三郎での弥永明郎氏と山本オーナー、西川哲社長との対談でそれは確信へと変わる事になります。

「チャールストンハーバー11が競馬界を変える」

これぞエンターテインメント。一流は一流を知る。

西川「ダービーまでは芝の中距離を歩ませたい。ノーザンファーム代表の吉田勝己さんともそういう話をしました。」

山本「ノーザンファームで馬を見るとき、一番いい馬は最後に出してくるんですよ。今回はこの馬が最後でしたね。」

こういう素晴らしいヒントをくれている訳ですね。「ダービーまでは芝中距離で」はご愛嬌です。

これまでの戦績についてはnetkeibaなどを見れば一目瞭然なので、多くを語る必要はないでしょう。あの歌舞伎界のスーパースターにしてNo.1競馬ブロガー市川海老蔵もこの馬にパワーを注入した事もありました。夏場の充電を経て、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?期待したいと思います。

西はなんと言ってもアッシュゴールドでしょう。
アッシュゴールドことオリエンタルアート11、社台ツアーでも一際オーラを醸し出していたオルフェーヴルの全弟、多くの人々を引き連れて歩く様はさながら芸能人。この馬もまた生まれながらのスーパースターだった訳です。
私自身、ありがたい事に当歳からこの馬を直接見る機会に恵まれました。初めて見た時のその衝撃たるや、これまで見た中で最も衝撃的なものでした。「これが本当に当歳馬か。」
私の陳腐な表現力では現せない雰囲気で、当歳にして既に競走馬としての才覚が滲み出ていた事は本当に鮮烈な印象として記憶に残っています。

デビュー戦がまったく良い所なしで、「成長力」に疑問を感じざるを得ない結果だった訳ですが、そこは「血統」、休んで立て直した後の未勝利戦ではしっかりと結果を出してきました。
稽古からとにかく走るナヴィオンが人気になりそうですが、自分はやはりアッシュゴールドを買いたいと思います。

他にもクローディオの変わり身、東西の芝の新馬戦など楽しみの多い1日となりそうです。
こうやって競馬楽しいと思えるのが一番幸せな事なんでしょう。

楽しめば不思議となんでも好転するのが人生。悲観とかしないでとにかく楽しむべし。
あ、ここまで書いてタイトルと記事の内容が全くリンクしていない事に気がつきました。三浦騎手のエアハリファがギラン並みに強敵という事で。

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